1/12　フェラーリ312T
世界最高のスポーツカーメーカーの１つとして知られるフェラーリ社は、その創立以来、国際レースに積極的に参加、自動車レースの最高峰と言われるＦ−１レース、スポーツカーレースの両方に常にすばらしい成積を残ました。しかし、１９６６年、Ｆ−１レースが３リッターマシンで争われるようになるとフェラーリほ極度の不振に陥り、ただの１度もチャンピオンシップを獲得することができなかったのです。この不振を救い、フェラーリに再び栄光をもたらしたのが、３１２Ｔです。エンジンは、現在のＦ−１マシン中最強と言われる出力約５００馬力の１２気筒水平対向エンジンを搭載、空気力学を巧みに応用したボディデザイン、横置きギヤーボックスなど重量物を可能な限り重心に近づけた車体設計、さらにすぐれたサスペンションなどによってすばらしい性能を持ち、ニキ・ラウダ、クレイ。レガゾー二の操縦によって１９７５年Ｆ−１レース１４戦のうち６戦に優勝、ラウダがワールドチャンピオンとなると共に、メーカー選手権も獲得、みごとにチャンピオンカーとなったのです。

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